毎日何かしらで使っている「お金」。毎日使っているにも関わらず、僕らはお金に関する勉強や学びをちゃんとしてきたことはありませんよね。
小中高と学生時代にお金の授業ってのはなくて、気がつけば大人になって「あれ、そういやお金ってなんだろう?」と疑問に思うこともあります。誰も教えてくれなかった。
最近読んだ本でロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」がありまして、投資家さんの間でよく名著であるとおすすめされてる本です。
▼今回も図書館で借りれたので読んでみました。

結論から言うと、お金の使い方や投資に関する考え方を根本から変える本として、お金に関してどんな考え方をしているのか、学校で教わることができないお金の知識がぎゅっと詰まっています。
読んでみて「ほーなるほどー」と思うことが多かったので勉強になりました。
時代も違うので今の経済では再現性が低いこともありますが、手段というよりもどちらかというとマインド的な内容です。
投資のモチベーションや、硬い頭をいかに柔らかくするかみたいな知見が得られるのでオススメ。
ロバートキヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」
全世界シリーズ累計4000万部、日本シリーズ累計410万部突破!
最初に読むべき「お金」の基本図書 すべての原点となる1冊目。まずはここからはじめよう! お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。 変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。
この本は…… 金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。 持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。 資産と負債の違いをはっきりさせる。 お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。 そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
引用元:改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本) | ロバート キヨサキ, 白根 美保子 |本 | 通販 | Amazon
この本の登場人物は、著者ロバート・キヨサキ氏の2人の父親。1人は「金持ち父さん」、もう1人は「貧乏父さん」。それぞれの父親(金持ち父さんは友達の父親で貧乏父さんが実の父)が持つお金に対する考え方や価値観が、キヨサキ氏に大きな影響を与えました。
- 貧乏父さん:お金を稼ぐためには、学校で良い教育を受け、良い会社に就職して安定した収入を得ることが一番だと考えている。
- 金持ち父さん:お金を稼ぐためには、働くことだけでなく、お金を働かせる方法を学び、投資をして資産を築くことが大切だと考えている。
この2人の考え方の違いがキヨサキ氏の人生を大きく変えました。どちらの考え方が正しいのか?自分はどう生きたいのか?人によって違うと思います。
僕は自営業者なので、金持ち父さんと同じような立場です。(金持ちではないですがw)
金持ちはお金のために働かない
この本で最も印象的な言葉が、「お金のために働くな」というもの。多くの人が「お金を稼ぐためには働かなくちゃ」と考えがちですが、金持ち父さんはその考え方を逆転させます。
「お金を働かせる」ということは、投資をすることや、自分でビジネスを立ち上げることを意味します。つまり、安定した給料を得るだけではなく、資産を築き、お金を働かせる方法を学ばなければならないということ。
学校ではあまり教わらないお金の知識ですが、この本ではその重要性を強調しています。お金の管理や投資について学ぶことが、経済的自由への第一歩です。
「お金のために働く」のではなく、「お金をどう使うか」を学ぶことで、無駄な支出を減らし、賢い投資家になることができます。
ミニマリストにも通ずる考え方
無駄な支出を減らし、投資に集中する。これはミニマリストにも通ずる考え方でもあります。
生活コストを減らし、「これくらいあれば暮らしていける!」と思える収入で生活できれば、投資のリターンで暮らしていくことも可能です。(そうなれたら理想)
そうなればあとはお金持ちになっていくだけ。ミニマルな暮らしこそお金持ちになるコツかも?
失敗を恐れずに挑戦する
金持ち父さんは、失敗を恐れることなく挑戦し続けることが大切だと教えてくれます。お金に関しても、最初から完璧にできるわけではありません。失敗を重ねながら学び、少しずつ成長していくことが重要です。
成功してる人でもたくさんの失敗の上に成り立っている。
「失敗を恐れるな」というメッセージは、お金だけでなく、人生全般において非常に大切な考え方です。
マインドセットを変えることが鍵
金持ち父さんは「お金持ちになるためのマインドセット」を持つことが最も重要だと言います。貧乏父さんは、安定した仕事を求める思考が強いですが、金持ち父さんは常に新しいチャンスを求め、柔軟に考えます。
お金の使い方や考え方に対する意識を変えるだけで、人生が大きく変わる可能性があるということです。そしてそれは学校では教えてくれないのです。
自分自身で学んでいく必要があるということですね!
まとめ
この本を読んで、とりあえず行動を起こすことがまず重要で、失敗しても大丈夫、その先に学びがあると教えてもらいました。
この本の内容(主にマインドセット)を一つずつ実践していくことで、お金に対する意識や考え方をアップデートできるかもしれません。

その先に経済的自由が…!!
待っていると信じて今日も僕は本を読むのです。先人たちの知恵を借りて経済的自由に向かうのだ。おわり。
