一人暮らしならやってみても面白そう!山崎寿人「年収100万円の豊かな節約生活術」

一人暮らしならやってみても面白そう!山崎寿人「年収100万円の豊かな節約生活術」

2025年2月12日

先日書いた『節約を意識したらこれは読んどこ!原田ひ香「三千円の使いかた」』の本がメンタル面の節約本だとしたら、こちらの本はどちらかというとテクニックというか節約術の本ですね。

▼山崎寿人『年収100万円の豊かな節約生活術』

著:山崎 寿人
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食費は一日500円以内!みたいな結構ストイックな内容ですが、なかなか学ぶことも多かったのでシェアしておきます。

ぶっちゃけ「そもそも働いてたらこれできなくね?」みたいなことが結構載ってるので参考にならんわ!みたいな人が多いと思いますが、個人的にはテクニック部分というよりもそこから自分の生活に取り入れられる部分を見出せるか?そこが重要な気がしましたはい。

節約ってつまるところ、自分の生活を人の生活と見比べてみて「あ、ここなんか変えられたら節約になりそうやん」みたいな気付きを発見できるかどうかが重要なんじゃないかと。

もうこれが結論まであります。

その視点なかったわーそしたら自分の中ではこうやってみよ。」ていうのがいかに見つかるか。

そのきっかけとして節約術や財テクの本ってもってこいですよね!しかも図書館で借りたらタダだし!買って読んでみて学びがなかったらショックですけど、借りるだけなら、ね!

税金納めてるので使えるものはどんどん使うマンです!話がそれましたが、それではいってみましょう!

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山崎寿人「年収100万円の豊かな節約生活術」

生活費月3万円、20年間定職に就かず生きてきた自称プータローの著者。せっかく東大を出て一流企業に勤めたがそれも辞め、一体どんな窮乏生活をしているかと思いきや…ベランダにはハーブ菜園、食卓はご馳走、毎週のように友人を招いて宴会と、まったく貧乏臭くない生活ぶり。どうしてこんなに豊かな暮らしが実現できるのか? 試行錯誤を重ねて編みだした、楽しくて賢い節約生活術を大公開! 1人前200円程度で名店の味に迫る「格安レシピ集」付きの使える一冊。引用元:【最新刊】年収100万円の豊かな節約生活術 (文春e-book) – 山崎寿人 – 無料まんが・試し読みが豊富!電子書籍をお得に買うならebookjapan

高学歴であるにも関わらず、そのスペックを仕事に活かすわけでもなく無職。

その時点で一般的な感覚とは違ってる感はありますね。生活費が月30,000円ってのもなかなかせめてます。

でもそれでいて著者は全く不満がなく、むしろこれがいいと。あえてその生活をするんだという内容になってます。

節約をする人って今よりも手元にお金が欲しい人が多いと思うんですが(僕もそうですし、きっとこの記事を読んでる人もそうだと)、著者はそういうわけではなく、この暮らしが理想のようです。

まあ確かにこのくらいの年収で幸せだーと思えれば最高ですよね。きっと今なら高校生のアルバイトでもそのくらいの収入になりますし、この本を元に節約を遂行できれば再現性も高そう。

と言っても著者は家賃収入があったり、無職といえどもポイ活に精を出したりとそれなりに財テクを駆使して所得を得ているので「これ誰でもできることちゃうやん」的な話にはなりますね。

僕も読み終わってみて「んーなんだかなー」みたいなモヤっとした感じはありました。

大事なのはこれを読んで自分が気付いたこと

本書を読んで僕自身が感じたのが、「この人めちゃくちゃ忙しいな」ってことです。ベランダでハーブを育ててたり、ポイ活でちょいちょい稼いでたり、買い物で5キロとか歩いてスーパーをハシゴしたり、自炊で手間暇かけたり。

本人は何もしないことが幸せ、みたいなことを語るんですけど「普通そこまでめんどくさいことやらんやろ」的な感じに僕は見えました。

そこからの学びとしては「暇がなければ金は使えない」ってことかなと。

今ってなんでも便利になっていて、便利を享受する代わりに対価としてお金を払うことって多いじゃないですか。

便利な家電はやっぱりそれ自体高いし、自炊しないと食費は高くなる。歩いていけばタダだけど、タクシーを使えば高い。飲み物だって水筒に入れて持参すれば安いけど、コンビニで買えば高い。

これってお金があれば生活をチートできるみたいな話ですよね。

逆に全部ちゃんとお金使わずにやろうと思うと、時間と手間がめちゃくちゃかかる。毎日これやろうと思うとめちゃくちゃ忙しいんですよ。つまり「忙しくしてれば金を使う暇なんてない」ってことなんじゃないか。

毎日暇な時間がないくらいに忙しい生活をしてれば、ぶっちゃけほっといても金は貯まるんじゃないですかね。

つまり、お金がない僕らは暇なんですよ。

暇な時間は節約の強い味方なのでは

暇な時間を持て余してる人はその時間を使って普段やらないことをやってみるのが、実は一番の節約なのかもしれませんよ。僕も暇な時間を潰すのにお金使ってることが多いことに気がつきました。

例えば、

  • 普段だったらバスを使うところを歩いて行ってみる
  • いつもスーパーで惣菜を買ってたのを自分で作ってみる
  • 暇な時間についついお菓子食べちゃうけどその時間ランニングしてみる

とかやると実は節約になってるんじゃないか?とか思いました。意外とお金ないないーって言ってる僕みたいな人間は暇なことが多くて、その暇を埋めるために無駄遣いしてるような気がします。(ドキッとした人!そこのあなた!そうでしょ!!)

もちろんこの著者のように「そこまでするんかいな…節約無理…」みたいに徹底しなくていもいいと思うんですが、「一人暮らしだったらちょっとやってみたいかも…」って思いましたもん。

わさび
わさび

家族がいたらここまでするのはちょっと…

とはいえ、こういう気づきが本書から得られたのは大きいなと。このマインドで暇な時間を作らないようにすれば無駄遣いともおさらばできそうですねよかったですね。

雑なレビューですが、これ読んでYouTubeとかで発信したらすぐに結構稼げそうな気がしました。気がしただけですはい。

著:山崎 寿人
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